巻き爪とは
・巻き爪の状態
・巻き爪は何科?そもそも巻き爪はどんな治療方法があるのか?
・巻き爪の症例
・巻き爪の原因
巻き爪の状態
爪の両端が内側に向かって曲がり指先の皮膚を挟み込むようになる状態が巻き爪です。
写真左の指のようにくるりと巻いてしまった巻き爪や、写真右の指のように爪の中心付近は平らなのに両脇の爪だけホッチキスのように曲がる巻き爪などタイプは様々あります。
ひどい状態ですと皮膚を巻き込みぶつかり痛みが伴ったり、自分で爪切りできず爪の整えが難しくなってしまいます。
爪のカドが食い込んで痛みが生じている場合はカドを切り落としてしまう方が多いですが、それは間違った対処方法です。
今すぐ辞めましょう!爪のカドがなくなると爪が更に巻きやすくなるという悪循環を引き起こしてしまいます。
地を踏みしめて歩行をするための支えとして大事な指先、巻き爪の痛みを庇うがために体のバランスを崩しその結果、腰痛や膝痛を引き起こします。
腰痛・ひざ痛・肩こり。実は巻き爪が原因で引き起こされているかもしれませんよ。
その結果、ツライからと歩行する機会が減ってくると血流を悪くし、脳梗塞にまで繋がる恐れもあります。
爪が身体の末端だからと決して侮ってはいけません。
健康的な生活を送るためにも早期の巻き爪ケアが必要なのです!
巻き爪は何科?そもそも巻き爪はどんな治療方法があるのか?
巻き爪になってしまって、痛みが出てきたらまずは病院に行かなきゃ!
しかし何科に掛かれば良いか、どんな治療方法があるのか分からず迷っている方もいる事でしょう。
基本は爪は皮膚の一部なので皮膚科へ通うのが一般的ではありますが、病院によっては巻き爪は手を掛けない場合も多く見受けられます。
外科などでは基本的に手術をするので爪を切ったり爪を剥いだりと中々勇気がいる決断を迫られるわけですが・・・
それ以外での方法では当院でも行っている巻き爪矯正の方法があります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
病院等での手術(保険適用) | ・医療行為なので保険適用 ・巻いている箇所を除去するため爪の幅が狭くなる ・重度の化膿の場合は手術をするしかない状況も多い | ・術後はしばらく運動などは出来ない ・残した爪が巻いてくる可能性がある ・処理した爪が爪母から再度生えてくる可能性 ・方法によっては手術跡が残る |
マチワイヤー | ・爪を切らずに処置出来る。 ・医療機関でやっている事が多いため安心感がある。 ・施術時間が短い | ・爪を伸ばしておかないと出来ない、すなわち陥入爪は施術不可 ・先端に取り付けるため薄い爪だと割れたり、Mのような形に矯正が進んだりする事がある ・装着中は爪切り出来ない、伸ばしっぱなし。運動に難 ・爪先にワイヤーがあるため見た目が気になる |
プレート矯正 | ・透明なので付いていても気付きにくい ・爪の長さ関係なく貼り付けれるため様々な爪に対応 ・装着したその日から運動やお風呂もOK | ・爪の質、プール通いなど外れやすい爪の方もいる ・重度の化膿など爪がふやけていると難しい |
それぞれメリット・デメリットがありますが、中でもプレート矯正における矯正はメリットが多くデメリットが少ない事が特徴です。
巻き爪の症例
巻き爪の原因
矯正し直すだけではなく、根本原因を解消する事も巻き爪再発予防には欠かせません。
非常に多くの原因があり特定するのが困難だったり、分かっても簡単には解消できない場合もあります。